掛布雅之とバルタン星人
2006.12.18 [ Edit ]

10年以上も前のことなんですが、テレビのトーク番組で掛布雅之がこんな話をしていました。
息子の誕生日に、ヤツを驚かそうと思って、バルタン星人の着ぐるみを借りてきたんだけどね。オレが着ようと思ったら、小さくて入らないわけ。それで、急遽、カミさんにバルタン星人を着せてね。息子がテレビを見ているときに、オレが部屋の電気を全部消して、そこへ目玉をピカピカ光らせたバルタン星人が入ってくるんですよ。
息子は最初かなり驚いてたんだけど、オレがついてるから怖くないみたいで、だんだん盛り上がっちゃって、オレも一緒になって楽しんじゃいました。
記憶に頼って書いているので、事実と違っている部分があるかもしれませんが、だいたいこんな感じの話だったと思います。
それにしても、この話はすごいですね。
何がすごいかというと、二つあると思うんです。
まず、バルタン星人の着ぐるみを本当に借りてきてしまったというところ。
当時(といっても年代不明ですが)、パーティグッズの着ぐるみなんて売ってなかったわけですから、たぶん円谷プロから本物のバルタン星人を借りてきたんでしょうね。
一度だけバルタン星人の着ぐるみを見たことがあるのですが、すごく細身に出来ています。体格の良いスポーツ選手みたいなひとが着られるような代物ではないんです。
それから、脚の部分がタイツを穿いているように見えますが、あれはスパッツです。というか、股引みたいな素材だと思うんですけど、スプレーで塗装してあって、ごわごわした触り心地のものです。
でも、アレを女性が着たら、脚の線が見えて、かなりエロい感じになるんじゃないかと思います。上半身の幾何学的なデザインとのアンバランスが余計にすごいと思うんですよね。
もう一つのすごい点は、シチュエーションです。
「いつものバイトの子が休みだから、今日はあんたが着ぐるみに入ってくれよ」みたいな、急遽、代役を頼まれて、着ぐるみを半ば無理やり着せられてしまう、というシチュエーションって、たまらないんですよ。
着ぐるみを自ら着ようとするひとは、いろいろと変身願望とか持っていて、それなりの覚悟で事に臨むわけですが、本人の意思に反して、いきなり着ぐるみを着せられてしまう。暑いし息苦しいし、視界は狭いし、かなり拘束感があるわけですから、普通だったら嫌がるか、やけくそになるかだと思うんです。
でも、家族のため、子供のため、一生懸命にバルタン星人を演じる奥さんって、けなげじゃないですか。
そんな奥さんの着ぐるみ姿を想像すると、ドキドキしちゃいます。
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スポンサーサイトバイク騎士事件
2006.12.09 [ Edit ]
『ワイルド7』は、昭和44年から少年キングで連載されたアクション漫画。40年代後半に実写テレビ・ドラマ化され(最近、深夜に放映されていたので、ご存知の方もあるかもしれない)、数年前にOVA化されている。
犯罪者を警察官として雇用し、彼らの人並み外れた行動力を生かして、より巨大な犯罪組織と戦うというストーリーなのだが、改造バイク、拳銃などのディテールに拘った描写が実に新鮮であった。(僕がこの原作を読んだのはテレビドラマ化された頃のことだけど、ルパン3世なんか比較にならないほど、かっこ良いと思う。)
さて、第2話 「バイク騎士(ナイト)事件」 は、その中でも奇抜なストーリーと少年誌史上、例を見ない過激な暴力シーンの多さによって、ファンの中では特異な作品として語り継がれている。

物語中、イコちゃんという、やたらとグラマーな女の子が登場する。彼女は脇役であって、仮面ライダーでいうと山本リンダのポジションに相当する。(わけわからない例えですね。)
イコちゃんは、ある事件についての情報を知りながら、敵のアジトに向かい、拉致・監禁されてしまう。敵のボスは子分に命じて、彼女を拷問にかける。手錠で拘束し、水攻めにするのである。
なかなか口を割らない彼女に対して、次に、豹の毛皮を着せるのだ。
頭まで被り、ファスナーを上げてしまうと、自力で脱ぐことの出来ない毛皮。口の部分にはボール・ギャグのようなものがついており、しゃべることが出来なくなる。
(舌が回らないわ。唸り声になってしまう。。。)
さらに、手の先には強力な磁石が仕込まれている。監禁された地下室の床が鉄板のため、彼女は四足で唸りながら、歩き回ることになる。
主人公・飛葉もまた、地下室に監禁されてしまい、彼の部屋に豹の姿をしたイコちゃんが入ってくる。
豹に驚く飛葉に手渡される鞭。
彼は、豹を鞭打つのだ。
「よるな!」
「うぅ」(飛葉ちゃん。私よ。イコよ。)
……というような鬼畜なオハナシを中学生の頃の僕は読んでいたわけです。
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知られざるmixiの脆弱性(12/7追記)
2006.12.06 [ Edit ]
【11月12日掲載】
mixi、利用の注意を更新。「mixiを安全に使うために」の項を新設
そんなことより mixi さん、聞いてくださいよ。
マイミクから僕の携帯にメールが届いたんです。内容とか覚えてないんですけど、そんなに重要な用件ではなくて、たぶん挨拶程度のメールだったと思うんです。僕はそのメールに1行程度の返事を打って送信しました。
そうしたら!
僕が送ったメールがマイミクの日記に表示されてしまったんです。
驚いたのですが、試しにもう一度やってみたら、同じことが起きました。マイミクに確認したところ、僕のメールを転載したわけでも、携帯メールを転送したわけでもないことがわかりました。
この不思議な事件の真相は以下のとおりです。
- マイミクは携帯から日記を投稿した。
- そのとき、同時に宛先を複数指定して、僕に日記と同じ内容のメールを送信した。
- 僕はそのことに気づかないまま返信した。(後から送信メールの宛先を確認したら、上のことがわかりました。)
ところが、この「日記投稿用メアド」って、本人の携帯からじゃなくても投稿できちゃうんですよ。
僕はマイミクの「日記投稿用メアド」を削除しましたが、これが第三者に知られると、誰でもその人の日記に投稿することが出来てしまうんです。しかも、「日記投稿用メアド」は後から変更することが出来ないみたいなんです。
みなさん、mixi の「日記投稿用メアド」が他の人に知られないようにご注意くださいね。
【11月13日追記】
上で述べた「日記投稿用のメールアドレスが書かれているメールが携帯に届くようになっています。」の箇所は、現在、以下のように仕様変更されています。
[mixi] ヘルプ
Q.携帯から閲覧・書き込みをしたい
A. mixiモバイルへのログイン方法と、写真付き日記の更新方法についてご案内いたします。
(中略)
■写真付き日記の更新方法
下記手順にておこなえます。
日記(写真付)の更新を携帯メールから行われたい場合は、mixiモバイルにアクセス後「日記を書く」の下にある「写真付き日記の更新はこちら」の順に進んでください。
次の画面下部で表示される「メールを送信」というリンクを選択していただきますとメール送信のフォームが立ち上がりますので、そちらのメールの宛先アドレスを登録してください。(d.mixi.jpでおわるものです)。
「そちらのメールの宛先アドレス」というのが、前述の「日記投稿用メアド」と同じもので、ユーザ側では後から変更することが出来ません。
そして、このアドレスを電話帳登録してしまえば、いつでも携帯メールから日記を投稿することができる、即ち、mixiにログインしなくても、また、自分の携帯以外のアドレスからでも日記の投稿が可能です。
もちろん、携帯じゃなくて、パソコンのメールソフトからも、日記の投稿は可能です。
【12月7日追記】
12月4日に、以下のとおり mixi の仕様が変更され、登録された携帯のメールアドレス以外からは、メールでの日記投稿が出来なくなりました。
[mixi] 新機能リリース・障害のご報告
■携帯電話からの新規ユーザー登録開始のお知らせ 2006.12.04
(中略)
なお、セキュリティ強化のため、携帯メールからの日記更新・プロフィール写真更新・フォトアルバム更新をおこなう際に、携帯メールアドレスの登録および同意が必要になります。この操作は一度おこなっていただければ完了いたしますので、お手数ですがご協力のほどよろしくお願いいたします。
ちなみに、未登録の携帯からメールで日記投稿を行おうとすると、以下のようなエラー・メッセージが返ってきて、投稿できません。
From: mixi@mixi.jp
Subject: [mixi]日記更新エラーのお知らせ
本文:
mixi運営事務局です。
ご利用の携帯メールアドレスが登録されていないため、日記更新に失敗しました。
携帯メールアドレスの登録がお済みでない場合は、下記をご覧ください。
■携帯メールアドレスを登録する
http://m.mixi.jp/mobile_diary.pl
※携帯メールアドレスの登録には同意が必要です。
※上記のURLにログインして、同意ボタンを押してください。
※登録されたメールアドレスはセキュリティ強化やお知らせメールの送信先として利用および保存されます。
―――――
mixi運営事務局
http://m.mixi.jp/
※本メールには返信できません。
上の手順に従って、携帯メールアドレスを登録すると、日記の投稿がメールで出来るようになります。
もっとも、投稿用の送信先メールアドレスは変更されないようですね。
顔スト・フェチ(5)
2006.12.05 [ Edit ]
引き続き、モデルは「るな」さん。

頭の上のほうで髪の毛が結んであるのでしょうか、ちょっと猫耳みたいに見えますね。
逆光の照明がとってもエロチックです。
こんな猫がいたらいいのに。
(このシリーズは、とりあえずここまでです。)
フェチとの出会い(3)
2006.12.04 [ Edit ]
昭和40年代初め。『ブーフーウー』 と並んで、大流行した着ぐるみ劇団があった。
木馬座である。
木馬座は、影絵劇で有名な藤城清治が創設した児童劇団で、後に自らスポンサーとなって、テレビ番組を制作。
主人公のカエル、ケロヨンは“お茶の間の人気者”になった。

幼い頃の僕は、木馬座の公演が行われるたびに、母親に連れられて、読売ホール、サンケイホールなどの劇場へ足を運ぶのが楽しみだった。
舞台が終わると、劇場のロビーで着ぐるみ(当時は「ぬいぐるみ」と呼ばれていた)たちのお見送りがあり、そこでお気に入りのキャラクターと握手することが出来た。
ところが、ある時、ケロヨンと握手をした僕は、ケロヨンの横に細長い口の隙間から、中の人の顔を見てしまったのだ。
大人の女の人だった。
彼女も僕を見ていた。
一瞬のことだったので、彼女がどんな顔立ちだったのかは覚えていない。
しかし、カエルの面を被った女性がハチマキのようなものを頭に巻いていたこと、おどけた仕草とは裏腹に、その表情は真剣そのものであったことは、強烈な印象となり、記憶に残っている。
あと、ケロヨンは男の子のカエルであり、その声をあてている俳優は男性だったので、ちょっと驚いたものだ。
「着ぐるみの中の人が顔を見せるのは、子供の夢を壊すから良くない」
「着ぐるみの中の人などいない」
という考え方がある。
たぶん、その考え方は間違ってはいないのだろう。
しかし、僕の夢は壊れたりしなかった。
むしろ、テレビの人気者、ケロヨンに対する親近感が強まったのだ。
そして、素顔を見た/見られたことによって、中の女性と僕は二人だけの秘密を共有してしまったのだと、幼い僕は思った。

こちらの画像は、左からケロヨン、あき子おねえさん(司会者)、ブーヨン。
当時の僕にはケロヨンはずいぶん大きく見えたものだが、実際にはかなり小柄な俳優が演じていることがわかる。
こうして、僕にとっての着ぐるみは、ブラウン管の向こうの遠い存在から、もっと身近なものへと変化して行ったのである。
「フェチとの出会い(4)」へ続く。
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木馬座のテレビ番組の成り立ちについては、木馬座アワー(1966) - 私的 昭和テレビ大全集に詳しく書かれています。
本記事を書くにあたり、参考にさせていただきました。


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